〒100-0014 東京都千代田区永田町駅2-14-2 山王グランドビル2F
診療時間 | 月曜~木曜 9:00~13:00、14:30~18:00/ 金曜 14:30~19:00/土曜 9:00~13:00 ※日曜・祝日を除く 当院では受診歴の有無にかかわらず発熱患 者様を受け入れております。お電話でご予 約下さい |
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アクセス | #地図へ |
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お忙しい皆さんをお待たせしないため、超音波検査は完全予約とさせて頂いております。
当院では腹部検査20分~30分、その他の部位20分、更に準備・着替え時間10分と十分な時間間隔を設定しております。約束の予約時間に来院頂ければ30~40分でお帰り頂けます。
当院の超音波検査は藤川荘介検査師、岩下淨明検査師、木村裕美検査師の三人の検査師が担当します。3人の検査師は共に国立がんセンター中央病院で長年に渡り癌の超音波診断を担って参りました。その実力は折り紙付きです。安心してお任せください。
人間が聞くことのできる音の周波数は20MHz~20KHzであり、超音波(エコー)とは、20KHzより高い周波数の音、つまり人間の耳には聞こえない音と定義されます。
超音波には、大きく以下の二つの特長があります。
この特徴を素に、体内の組織にぶつかってはね返ってきた超音波を検出し、画像にした検査が超音波検査です。
超音波検査では、振動(音)をカラダに当てているだけなので被検者に対する危険性は全くないと言えます。その証拠に妊娠時に胎児の検査にも使われるくらいです。
・CTの様に被ばくの心配がない。MR検査の様に強い磁気をカラダに当てる心配がない。
・すい臓の検査では、CTやMRIよりもよりも精度が高いことがある(検査師の技量および検査条件による)。
・超音波検査は安全で手軽な検査ですが、その診断精度は検査する人の力量に大きく依存しています。
毎年会社の人間ドックで超音波検査しいて問題ないと言われて
いた筈なのに進行がんが見つかる様な事例も・・・
・信頼できる診断技術を持った検査師を選ぶことが重要です。
・肥満体で内臓脂肪が多い人、お腹がガスでいっぱいな人は超音波検査には向きません。場合によっては超音波検査を避ける場合もあります。
腹部超音波検査は、手軽で副作用もなく非常に優れた検査ではありますが、腹部ガスや内臓脂肪のために十分な観察が難しくなる場合があります。
検査前の注意事項をお守り頂ける様お願い致します(前処置の詳細はこちらをクリック➽#腹部超音波検査の注意事項)
腹部超音波検査でわかる疾患
肝 臓 |
急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、肝がん、転移性肝がん、脂肪肝、 肝のう胞、アルコール性肝炎、肝血管腫、肝膿瘍 |
胆のう |
急性胆嚢炎、慢性胆嚢炎、胆嚢ポリープ、胆嚢腺筋腫症、 胆嚢癌、胆管癌、胆嚢結石、総胆管結石、胆管癌 |
膵 臓 |
膵炎、嚢胞性腫瘤(IPMNなど)、膵仮性嚢胞、膵癌、膵石症 |
女性下腹部臓器 |
子宮筋腫、子宮癌、子宮外妊娠、子宮内膜症、 卵腫瘤(卵巣癌、卵巣のう腫)、膀胱がん |
男性下腹部臓器 |
前立腺肥大症、前立腺がん、膀胱がん |
消化管 |
腸閉そく、虫垂炎、大腸憩室炎、細菌性腸炎、ウイルス性腸炎 |
その他 |
腹部大動脈硬化,腹部大動脈瘤、腹部大動脈解離 |
・頚動脈超音波検査は首にある総頚動脈から内頚・外頚分岐部までを観察する検査です。
・血管壁の厚さ(動脈内膜の厚さ)と血管内側の状態(プラ-クの有無、プラ-クの性状)を調べることにより、動脈硬化の進行具合、血栓形成危険性が分かります。
・高血圧、糖尿病、高脂血症などの生活習慣病のある方
・肥満があり運動不足の方
・めまいや意識消失発作を訴える方
・今までに脳梗塞を発症された方
・タバコを吸われる方
乳腺を調べる検査方法としてはマンモグラフィ検査と超音波検査があります。
2つの検査にはそれぞれ長所と短所があります。
日本においては20~34歳は超音波検査が、35歳以上は超音波とマンモグラフィ-の併用が推奨されている様です。しかし現在アメリカではマンモグラフィーは推奨からはずされています。
その大きな理由は、一つには被爆の問題があります。しかし、それより重要な問題としてマンモグラフィ-による偽陽性(本当は異常ではないのに異常と判定されること)が多く、その結果、本来必要のない過剰な精密検査が行われていたからだと言われています。
検査の種類 | 超音波検査 | マンモグラフィ検査 |
長所 | ① 数ミリの小さなしこりを見つけやすい。 ② しこりの性状がわかりやすい。 ③ 妊娠中でも可能な検査である。 | ① 触診や超音波でしこりを認めない乳がんでも石灰化、乳腺のゆがみから乳がんを発見できる。 ② 石灰化の性状や範囲がわかる。 |
短所 | ① 細かい石灰化や性状、範囲は確認できない。
| ① 痛みを伴うことがある。 ② 年齢(若い人)、乳腺量の個人差により詳細な診断ができないことがある。 ③ 妊娠中、またはその可能性がある時は検査をおこなえない。 |
出典:患者さんのための乳がん診療ガイドライン2014年版より
年齢 | 推奨する検査 |
20歳未満 | 乳がん検診は不要 |
20歳以上、34歳以下 | 超音波検査のみを推奨 |
35歳以上 | マンモグラフィ検査と超音波検査の併用を推奨 |
当院では、まずは診断能力の高い超音波検査師による乳腺の検査を受けて頂き、
更に精密検査が必要と判断された場合には速やかに国立がんセンター中央病院を
はじめとする高度癌専門病院へご紹介しております。
乳がんは、日本女性がかかる癌のうち最も頻度の高い癌であり、その数は右肩上がりに上昇しています。生涯のうちに乳がんになる女性の割合は、 14人に1人 と言われております。また、乳がんで死亡する女性の数は、年間約1万3,000人に上っています。
乳がんの早期発見には超音波検査が有効です。特に乳腺の超音波検査は被爆の心配も、痛みの心配も、食事の制限も何も要りません。このような楽な検査であなたの乳腺を、そして大切な命を守ることが出来るのです。
当院の超音波検査師2名は国立がんセンター中央で長年にわたり乳がんの検査を担当しており、私はその診断能力に全幅の信頼を寄せております。当院においてもこれまで数多くの早期乳がんを発見しております。
また女性の検査師による検査をご希望の方は申込時にお申し付け下さい。木村検査師が対応致します。
腹部超音波検査を受けられる方
・前日の夕ご飯は午後9時までに済ませて下さい。
・なるべく消化の良いものをお召し上がり下さい。
・お茶や水は検査直前まで取って結構です。ただし脂質を含む飲み物(牛乳、ミルク入りコヒ-など)は控えて下さい。胆のうが収縮して良く見えないことがあります。
・検査2時間前より排尿しない様にお願いします。膀胱に尿が十分に溜まっていなと下腹部臓器(前立腺、子宮、卵巣など)の観察が困難になります。
・便秘の方や腹部ガスの貯まる方は予約時にお申し出下さい。前日に飲んで頂く薬を処方致します。
・薬の注意事項 (申込時に告知お願いします)
⼼臓病・⾼⾎圧・その他の⽋かせないお薬は、いつものように飲んで結構です。
糖尿病の薬は飲まないで下さい(検査後に飲んで頂きます)。
乳腺、頸動脈、甲状腺の超音波検査を受ける方
・特に制限はございません。
・薬も制限はございません。
結果説明は検査翌日以降に
・検査の診断は検査終了後に院長と担当検査師が一緒に画像を見ながら検討し行います。レポ-トだけでは病変の細かなニュアンスが伝わらないことがあるためです。
・検査結果は検査翌日以降に画像をお見せしながら院長がご説明致します。